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2023.1.29
電気代が高すぎます!

1月の電気代みなさまどうでしたでしょうか?
ネットのニュースでも電気代が高すぎて驚いた!なんて声をたくさん目にしました。
明細を見て驚いた方も多いのではなかったでしょうか?
私の自宅も、家を建ててから過去最高の電気代を記録しました。
太陽光搭載のZEH住宅で、衝撃の20,000円!
いや、1月は使いすぎている自覚ありました。
長男がめったに使わない2Fの部屋の暖房をつけっぱなしにしていて、
数日気が付かなかったりとか・・・(HEMSを確認しなきゃいけないです)
暖房いらないのに消し忘れて寝て、子供たち汗びっしょりとか、
これまでも電気代10,000円超えただけで「使いすぎたー」と思ってました。
過去にも10,000円超えるのは年に1度ぐらいでして、
それがなんと今回2倍の20,000円!

なぜ今回みなさんが明細を見て驚いたのか?
これは電気料金の仕組みにあります。
過去にブログで紹介しています。
知っていますか?電気代の仕組み
今回、電気代が最も重要の高まる時期に、
過去最高の燃料調整費と、これからずーっと下がることのない再エネ賦課金
が関係しています。
燃料調整費とは、火力発電に使用する燃料(原油・液化天然ガス・石炭)の価格変動を電気料金に反映したものです。
再エネ賦課金とは、太陽光発電の売電で電力会社が買い取る金額の一部をみんなで負担する、
いわゆる税金のようなものです。
1月の燃料調整費は1kWあたり +8円12銭
1月の再エネ賦課金は1kWあたり +3円45銭 でした。
1月の電力使用量が600kWだった場合、それだけで
燃料調整費は4,872円、再エネ賦課金は2,070円となり、
これだけで6,942円!高――――い!
これは節電に努めなければ!!!
電気・ガス価格激変緩和対策事業
そんな高騰する電気代に国の補助がようやく適用されます。
2月の電気代から、燃料調整費が-7円になります。
これで、少しは負担が軽くなると思いますが、現状では今年の9月分までの適用です。
現状の世界情勢を考えると、燃料の価格が正常に戻っているでしょうか?
節電の意識はずーーーっと持ち続ける必要がありますね。
電気・ガス価格激変緩和対策事業
これから新築をご検討されるなら、断熱性能はできるだけ高くした方が良いですし、
これだけ右肩上がりに光熱費があがれば、いよいよ蓄電池の出番となるでしょう。
電気自動車も普及するこれからなら、設置も増えていくと思います。

電気自動車と蓄電池に同時充放電するこの「V2H」については、
また別の機会にブログで紹介したいと思います。