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2023.3.31
家中の機器をコントロールする便利な「AiSEG2」
家庭の電気代が高くなり、どんどん家計を圧迫しています。
2月使用分からは国の補助が適用されましたので、負担はだいぶ軽減されましたが、
それも9月までの限定的な措置で、その後どうなるのかは分かっておりません。
新築住宅でも、電気代の高騰に比例するように「太陽光」や「蓄電池」といった設備を、
私達からご提案しなくても、お施主様からのご要望として当初から設置したいと依頼を受けることが多くなりました。
太陽光を導入すれば、どれぐらいお得なのか?というのは改めてブログを書くとして、
今回は太陽光発電を導入する際に必ず一緒に設置する、HEMS(ホームエネルギーマネージメントシステム)の
「AiSEG2(アイセグツー)」という設備をご紹介します。
便利で快適な暮らしを実現する「AiSEG2」
「AiSEG2」という機械は上の画像のような7インチの小さなモニターです。
そのモニターで太陽光の発電量や、家中の電気の使用量を管理して表示する設備です。
家中の電気が配線ごとに表示されますので、どの部屋でどれぐらい電気を使っているのか?
モニターを見れば一目で分かります。
また、太陽光の発電量や電気の使用量も過去の分までグラフとして確認することができるので便利です。
この「AiSEG2」という設備は使い方次第で、もっともっと便利になります。
まずはAiSEG2の特長を動画でご紹介。
家中の機器をコントロールして、くらしを時短・便利に
動画でもご覧いただいたように、AiSEG2には暮らしを便利にするために、できることがいくつかあります。
できることはだいたい以下の通りです。
①家中の電気の流れをチェック
②機器の自動制御で、使用電力量の目標に合わせてコントロール
③ソーラーチャージ機能で太陽光の電気をかしこく活用
④外から家族の帰宅を確認できる
⑤火災発生時、警報音と照明で避難を促す
⑥外出先から機器をまとめてコントロール
⑦スマートスピーカーとの連携で声で機器をコントロール
となります。
Internet of Things(インターネット オブ シングス)家のあらゆるものをインターネットにつなぐ技術で、
略してIOT(アイオーティー)と言ったりしています。
このAiSEG2には対応機種であれば、色々なものを接続することができます。
接続できるもので、一般的に知られているのは、「照明」です。
照明を接続し、スマートスピーカーと連携することで"声"で照明を操作することが可能になります。
また、「エコキュート」などの給湯器も接続できますので、スマートフォン経由で
外からお風呂を沸かしたりも可能です。
また、あまり知られていないところでは「トイレ」や「冷蔵庫」もインターネットに接続できます。
「トイレ」は何のためにインターネットに繋がっているんですか?と良く聞かれますが、
トイレがインターネットに繋がっていることで、トイレで使用する電気や水量がチェックできます。
また、一番は"みまもり機能"です。子供の帰宅を確認できたり、
遠くで一人ぐらしをされている親族のトイレ利用を確認するのが目的となります。
「冷蔵庫」もインターネットに接続できます。
冷蔵庫に搭載されている"AI"が扉の開閉頻度から生活リズムを把握し、
献立の提案から、いつも買う食材の買い忘れなども教えてくれます。
その他にも「AiSEG2」につながる機種はまだまだありますし、
これからも進化していきます。
太陽光や蓄電池の需要は高まっていくものと思います。
「AiSEG2」を導入して、賢く電気を使っていきたいですね。