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2024.1.27

住宅ローン金利4%時代の到来

 
 
住宅関連の情報を感度高く収集されている方には届いた情報だと思いますが、

先週”X(旧ツイッター)”であるポストが話題となりました。

“みずほ銀行は、2026年の住宅ローン金利を変動 4.0% 固定 4.8%と予想。”というもの。

字面だけを見ると、「えーもう家なんか購入できないじゃん!」となります。

私も添付されていたレポートを読みましたが、まぁそうなってもおかしくないな!

と思いました。もちろん、このような金利になるためには条件があって、

日本がその条件をクリアした場合のシミュレーションです。

急にここまでの金利上昇は考えにくいと思います。

 
ただし、日本の住宅ローンの金利は長い間、低金利の状況です。

しかし、景気に左右される日経平均株価は35,000円を突破し、

バブル以来の高値となっております。当時の住宅ローンの金利は7~8%台、

現在の株価や為替のレートから考えると、現在の住宅ローンが異常に低いのが分かります。

金利の先行きは分かりませんが、上昇機運にあるのは間違いないでしょう。

 
 
 
変動金利と固定金利どちらを選ぶべきか?

 
 
 
住宅ローン商品は『変動金利』と『固定金利』どちらが良いのか?

これは、私達もお客様との会話の中で、必ずお話しすることです。

まず、毎月住宅ローンの金利を確認することなんか煩わしいし、面倒くさいと思われる方は

迷わずフラット35などの全期間固定金利を選択して良いかと思います。

金利の優遇措置も多く、現在は変動金利との金利差が大きい状況ですが、

条件次第では金利も抑えられ、安心して住宅ローンを返済していけると思います。

それ以外の方で毎月の金利を確認し、金融リテラシーの高い方であれば、迷うことなく変動金利一択です。

WEB上でもたくさんシミュレートされている方がいらっしゃるので、ここでは割愛したいと思いますが、

爆発的な金利上昇がない限り変動金利の方が総支払いは抑えられます。

合理的に判断ができるのであれば、金利上昇傾向にあっても変動金利が有利だと思います。

家づくりに掛かる金額が高騰しているからこそ、住宅ローンは慎重に選びたいですね。
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