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2023.2.13

トルコ地震はなぜ大きな被害となったのか?

※画像はイメージです。

 
2月6日にトルコの南東部で発生した地震から1週間が過ぎようとしています。

今日までの報道で3万3千人を超える死者が確認されているようで、

被害の状況から、これからも増えるようです。

亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

地震に強い家を公言してご提案している私達にとって、地震で倒壊した建物の映像を見ると、

本当に遣る瀬無い思いになります。

今回の地震のマグニチュードは7.5と7.8の規模でした。

2016年の熊本地震のマグニチュードは7.3という記録ですので、

地震の規模がどれだけ大きかったかが分かります。

それでも、なぜこれほどの死者がでるのでしょうか?

過去にも大きな地震があった国で、建物の耐震の基準に関してもしっかりしているであろう国で、

これだけの建物が崩壊していることが不思議でしたが、

BBCニュースJAPANでトルコ地震の建物崩壊について解説がありました。

 
BBCニュースJAPAN トルコでなぜあれほど多くの建物が倒壊したのか

 
記事を読むと、「建築基準の徹底が不十分だった。安全基準を満たさなくても、

一定の金額を払えば、行政処分免除となった・・・」

これは徹底不十分というよりか、ほぼ不適合な建物ばかりだったということですね。

それで3万人以上の命が奪われたとなれば、災害というより人災に近いと思います。

現に今朝のニュースではトルコの建設業者が逮捕されていました。

 
BBCニュースJAPAN トルコ当局 建物倒壊で建設業者ら逮捕

 
これから新築をご検討される方もいらっしゃるとは思いますが、家の耐震性能はマストだと思います。

それも構造計算(許容応力度計算)でしっかりと強度を確かめた家を建てて欲しいです。

その後に、断熱性能をどれだけ高められるか?省エネ設備をしっかり導入できるか?

メンテナンスのかからない素材を使用できるか?と費用のバランスを考えて導入するのが良いと思います。

ミスミハウスへのご相談はいつでもHPから承っております。

吉野町のモデルハウスへのご来場やイベントへのご来場でも大丈夫です。

お待ちしております。
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