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2024.2.10
構造王佐藤先生のセミナーに行ってきました。
先日、福岡アイランドシティフォーラムで開催された
Panasonic「HOUSING SOLUTION FAIR」に行ってきました。
今回、私は福岡アイランドシティを始めて訪れました。
場所は福岡の香椎と、海の中道の間にある博多湾を埋め立てた人工島です。
福岡は市街地に空港があるめずらしい都市ですが、
空港がある故に、建物の高さ制限のある都市です。
しかし、このアイランドシティは高さ制限のエリアから外れていることもあり、
高層マンションが立ち並んでいました。
福岡の中心地から距離があることもあって、また別の都市へ来た感覚です。
まだまだ開発途中の新しい街のようです。
【公式】福岡アイランドシティDAYS
今回開催された「HOUSING SOLUTION FAIR」ですが、
Panasonicの最新設備から建材、空調システムなどの展示と空間提案などがあり、
見どころ満載の展示会でした。(写真撮影できなかったので写真がないです)
その中で、色々なセミナーも実施され、定期的にお話を伺っている
“構造王”佐藤実先生の4号特例縮小に関するセミナーにも参加して来ました。
今回の佐藤先生のセミナーは「4号特例縮小」に関する話でしたが、
能登半島地震の現場レポ-トもあり、衝撃的な写真をたくさん見せて頂きました。
今回は石川県輪島市の現況写真です。
これでも一部なんですが、もともと古い街並みを残す輪島市だっただけに、
軒並み倒壊していたそうです。
先生の熊本地震のレポートも拝聴しましたが、熊本の時よりも倒壊していたとおっしゃっていました。
特に2階が真下に落下するように倒壊していた建物が多かった印象です。
先生もおっしゃっていましたが、倒壊すると道を塞いでしまう。
道を塞ぐと、救助活動そのものを難しくしてしまいます。
本来なら助かるはずの命も救えなくなってしまいます。
ですので、1棟でも多く構造計算を実施した「耐震等級3」の建物を建てる必要があります。
流石、佐藤先生のセミナーは大人気で満席でした。
4号特定のお話はまた別のブログでご報告したいと思います。