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2018.4.17

地震に強い家を建てるという責任

営業の里です。

気が付けば、1ヶ月以上ブログを放置してしまいました。

前に座っている先輩の視線がザクザク刺さっています。

 
2016年4月16日01時25分・・・・・・

熊本地震の2回目の震度7、本震が発生した時刻です。

昨日で熊本地震から2年が経過したことになります。

 
熊本県土木部が発行している「復旧のあゆみ」を見ると

復旧工事が進んでいる様子が分かります。

阿蘇近辺は2年たった今でも、全面通行止め箇所が

いくつも存在しています。

完全な復旧までは、まだまだ道半ばなようです。

 
先々週、福岡にて株式会社M’s構造設計佐藤社長の

「構造塾」オープンセミナーを受講してきました。

セミナーを受講するのは2回目なのですが、

受講するたびに、地震に強い木造住宅を提案するという

責任を痛感します。

006 建築基準法で求められている耐震性能は(耐震等級1)

中地震(建物の供用期間中に数回遭遇する程度の地震)

に対して損傷せず、 地震後も特に修復を要しないこと→また住める
 
大地震建物の供用期間中に一度遭遇するかも知れない程度の地震)

に対して (一度だけ)倒壊・崩壊せず、人命が守られること→もう住めない
となります。

 
建築基準法に違反していない、耐震等級1で建てた家は

大地震に1度だけ耐えることができます。

でも、もう住むことはできません。

 
地震では倒壊しなくても、もう住めないなら自分で解体を依頼しなければならないので、

それはそれで切ないですよね。

地震  
 
 
 
 
 
一方、耐震等級3で建てられた建物はというと

益城町中心部における悉皆(しっかい)調査の結果

耐震等級3の建物は16棟あり、一部損壊が2棟あったものの

残りの14棟は無被害であったとの報告があがっています。

調査対象の建物が2000棟近くあったにも関わらず、

耐震等級3の建物が16棟しかなかったことにもびっくりですけどね。

 
セミナーの中で、一番心に響いたのは、

〝耐震性能の低い家は倒壊して、道路をふさいでしまいます。

道路を塞げば、救助の車は通ることができません。

ましてや津波が発生した場合は、逃げることもできないのです。〟

 
耐震性能の高い建物をご提案するということは、

お客様の命を守るということだけでなく、

その周りの人の命を守ることにもなるんだ!

ということになるんですね。

ミスミハウスは全棟、構造計算を実施して、

全棟耐震等級3の建物をご提案しています。

これからも、地震に強い家をご提案し続けて行こうと

セミナーを受講して強く思いました。

 
地震に強い家にご興味があれば、

いつでも資料請求にてお問い合わせください。

近々でセミナーも実施する予定です。

また、ブログにてご報告致します。

 
 
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