7月24日(火)
基礎工事は配筋作業に入ります。前回打設した捨てコンクリートの上に、
建物の基準となる線を書いていきます「墨出し(すみだし)」と呼ばれる工程です。
墨出しが終わると配筋作業です。

基礎配筋と配筋検査
基礎配筋が完了し、コンクリートを流すための外枠を設置すると
このような状態になります。
この基礎の中の鉄筋はそれぞれ太さが違います。
テクノストラクチャー工法の基礎には、主に3種類の太さの鉄筋を使っています。
直径で10mmのものと、13mmのものを格子状に配筋し、
さらに構造計算を実施して、建物の負荷がかかる重要な場所には
木造住宅の基礎ではお目にかかることのない、22mmの
太い鉄筋を使っているんです!
これが22mmの鉄筋です。
16mmは使われるところもあるかもしれませんが、
22mmの鉄筋は、木造住宅ではなかなか使われることはないと思います。
過剰設計なのでは?と言われる方もいらっしゃいますが、
全てが緻密な構造計算のもとに配筋しているのです。
テクノストラクチャー工法は鉄の梁(はり)ばかりに注目が集まりがちですが、
この頑丈な基礎と鉄の梁で、地震に強い家が出来上がって行くんです。


配筋検査
配筋作業を終えると、第三者機関の検査を受けます。
瑕疵保険会社の検査です。
配筋検査は、使われている鉄筋の太さ、間隔、つなぎ方など
計画通り施工されているか、施工不良がないかをチェックしてもらいます。
ここでOKが出ると、いよいよコンクリートを流し込みます。
コンクリート打設
いやー天気もすこぶる良好です!晴れて良かった!
早速ミキサー車とポンプ車がやってきて、
鉄筋の上から、〝どばどばどばー〟とコンクリートを流していきます。
その横では「バイブレーター」と呼ばれる振動する棒を差し込んで、
流したコンクリートが隅々までいきわたるように均していきます。


きれいに均すと、このようになります。
水が浮いてきて、みずみずしいですね!
この写真見て、「うまそー」って言う人がいました(笑)
何に見えてるんでしょうか?
「うまそー」なコンクリートが固まると、
今度は壁の部分にコンクリートを流すので、
流すための枠を組み上げます!
枠を組んだらこのようになりました。
次回には真っ白な基礎が現れますよ!
またレポートします。

モデルハウス建設日記~アーカイブ~
― past articles ―