地震に強い家を建てるという責任
営業の里です。
気が付けば、1ヶ月以上ブログを放置してしまいました。
前に座っている先輩の視線がザクザク刺さっています。
2016年4月16日01時25分・・・・・・
熊本地震の2回目の震度7、本震が発生した時刻です。
昨日で熊本地震から2年が経過したことになります。
熊本県土木部が発行している「復旧のあゆみ」を見ると
復旧工事が進んでいる様子が分かります。
阿蘇近辺は2年たった今でも、全面通行止め箇所が
いくつも存在しています。
完全な復旧までは、まだまだ道半ばなようです。
先々週、福岡にて株式会社M’s構造設計佐藤社長の
「構造塾」オープンセミナーを受講してきました。
セミナーを受講するのは2回目なのですが、
受講するたびに、地震に強い木造住宅を提案するという
責任を痛感します。
建築基準法で求められている耐震性能は(耐震等級1)
①中地震(建物の供用期間中に数回遭遇する程度の地震)
に対して損傷せず、 地震後も特に修復を要しないこと→また住める
②大地震(建物の供用期間中に一度遭遇するかも知れない程度の地震)
に対して (一度だけ)倒壊・崩壊せず、人命が守られること→もう住めない
となります。
建築基準法に違反していない、耐震等級1で建てた家は
大地震に1度だけ耐えることができます。
でも、もう住むことはできません。
地震では倒壊しなくても、もう住めないなら自分で解体を依頼しなければならないので、
それはそれで切ないですよね。
一方、耐震等級3で建てられた建物はというと
益城町中心部における悉皆(しっかい)調査の結果
耐震等級3の建物は16棟あり、一部損壊が2棟あったものの
残りの14棟は無被害であったとの報告があがっています。
調査対象の建物が2000棟近くあったにも関わらず、
耐震等級3の建物が16棟しかなかったことにもびっくりですけどね。
セミナーの中で、一番心に響いたのは、
〝耐震性能の低い家は倒壊して、道路をふさいでしまいます。
道路を塞げば、救助の車は通ることができません。
ましてや津波が発生した場合は、逃げることもできないのです。〟
耐震性能の高い建物をご提案するということは、
お客様の命を守るということだけでなく、
その周りの人の命を守ることにもなるんだ!
ということになるんですね。
ミスミハウスは全棟、構造計算を実施して、
全棟耐震等級3の建物をご提案しています。
これからも、地震に強い家をご提案し続けて行こうと
セミナーを受講して強く思いました。
地震に強い家にご興味があれば、
いつでも資料請求にてお問い合わせください。
近々でセミナーも実施する予定です。
また、ブログにてご報告致します。